あったらいいなーと最近妄想するもの

1、温度調節機能付きのシャツ
 暑いとか寒いとか、そういう温度環境に思考を奪われたくない。30℃を超すような日には、10分に一回はつい「暑い」と思ってしまうわけだが、そんな環境は許せない。ほんとうに不快。でもこんな素敵なシャツがあればかなりの改善になると思う。室内でも人によって暑い寒いの感じ方に違いがあったり、会議中なんか暑くても何か言い出せない雰囲気になってたりしてイライラしたり、そんな問題一発解決。
 充電式で数時間は持って、それなりに軽量で、着心地がそんなに不快でなければ、絶対に売れると思う。そんなのがあれば10万くらいでも無理して買ってしまうなー。今ある技術を組み合わせたら作製は困難じゃないと思うのだが。


2、部屋単位で快適な気候を再現する機械
 夏はクーラー、冬はストーブがよく使われるものですが、そんな程度で満足できない。ストーブを使ってて頭は暑いのに足が寒いし乾燥して風邪引くとか、クーラー使っててまだ暑いのに腹が痛くなって消す羽目になるとか、部屋内の位置によって不均質な温度とか、タイムラグとか、輻射熱とか、湿度とか。あー不快。
 北海道のセントラルヒーティング(?)は割りと優秀な気がする。よく知らないけどあれは床とか壁全体から暖めるので、輻射熱を上手く利用している形になってるはず。同じ考え方で夏は壁の中に冷水を流せばよいのだろうか、よくわからん。
 この機械も現在の技術を使えば作れるんだろうけど、かなり高価になるだろうしきっと需要が無い。みんなクーラーとストーブで満足していそうな気がする。不快じゃないんだろうか。


3、自分が知覚したものを記憶してくれる機械
 触覚嗅覚味覚温痛覚振動覚深部感覚は難しそうなので、視覚と聴覚だけで。要するにビデオカメラってことになってしまった。でもちゃんとこの機械が実生活で役に立つためにはビデオカメラより高スペックでないといけない。それは、携帯くらいの大きさ、好きなときに出力できること、録画時ハンドフリー、ファミコンの反応の速さ、最低1年分くらいの情報は保存可能とか。オプションで、ニコニコ動画みたいに音声を言語化して動画上に流すっていう機能があるとなお便利。
 この機械は寝ている間以外常に作動させておきたい。勉強をしていて「あーここ何だっけ、前は理解してたのに。確かあの授業で言ってたんだけど」っていうのは誰もが経験したことあると思うのだが、この状態になったときに常に調べなおすかと言うとそんなことはない。授業の資料を引っ張りだしたり、教科書を調べたり、ネットで検索するなんてめんどくさい。もしこんな機械があれば確実に1分以内で到達できる情報なのに、他の方法だと下手したら数時間かかる。この数時間はドブに捨てたも同然。
 他にも利用できる状況は色々思いつく。言った言わないの水掛け論は完全になくなるし、犯人の目星さえ付けばデータ見て速攻逮捕、客商売なら人の顔覚え放題、視聴すればCD買う必要ない、本も立ち読みでページパラパラ→あとで読む、などなどなど。
 というかこの機械が普及したらきっと凄いことになるな。色んな価値をぶっ壊して再構築できる可能性が十分ある。全ての言動が監視されることになるからたった1回の失言が信用をゼロにしたり、あの娘の動画保存しまくりでストーカー歓喜wwwとか。いちいち考えないと喋れない世界なんて幸せなのか・・・というのはまた別の話だから今度考えよう。まあとりあえず1台200万くらいにしたらそんなに普及しないかな。僕は車買う金があるなら絶対この機械買うけど。



 よく考えたら3番目の機械は、乙一が書いたJOJO第4部の小説に出てくるスタンドに激似だ。知らない人のために書いておくと、そのスタンドは「the book」と言って全ての記憶が一冊の本に文字として記録されるというもの。上に書いたビデオカメラとの相違点の条件にもほぼ当てはまるし、ここまで書いてから気づくとは。。。 >>id:tetsukawa パクリ乙。